うさぎと狼(無駄に可愛いもん シリーズ)  02> 英二

「お前、まだ何もたべてないの?」
 きょとんとした顔で狼さんはいいました。
 はびっくりして 目を真ん丸くしました。
「えっあの」
 ウサギだから、自分こそ食べられてしまう!と思っていたのに、どういうことでしょうか。
「あのな、取って食いやしないって!…それより、自慢のお手製オムライスだよ?どう?」
「……たべたい?」と覗き込まれて、は こくんとうなづきました。
「じゃ、決定」
 さ、いこうか。
 手をひいて とてとてと二人で歩き出します。

「俺のはねー ケチャップが最高なんだー」
「う?」
 わかっていないに、狼さんはいっぱいいっぱい話をしました。
 それから美味しい料理をご馳走してあげました。
 でも……ね?
 お話には続きがあるのですよ。


「でさ、俺にも何かたべさせてくれにゃい?」
 可愛いふりとして、狼さんは言いました。

「え?」

 困ったうさぎちゃんの腕をひきよせて。

「たとえば」

 そうたとえば……

とか」

 END

古い拍手の改訂版。
 幾つかこそっと上げてみる。ウサギシリーズ。
ブラウザバックプリーズ。