|
■ けしかけた方が責めてるとは限らない
「あっくん、俺さー優紀ちゃんのこと好きなんだよね」
そう言えばアイツは譲ってくれる。
汚い手だ。
でも、真面目な話、 ****************************** 「買い物、俺が行くよ」
亜久津仁は補習。
月曜と、水〜金曜はあいつ。 「あ?」 濁音つきの「あ」の音にはびびりようもなくて、 「そういうこと」
言い切った矢先、ちょっと嫌なことを考えた。 「勝手にしろ」 「ああそうする」
それは照れ隠しだろ?
ここで一言。 「あっくん、俺さー………」 ****************************** 「いいぜ――………………」
それは亜久津仁がくれたチャンス。 俺はともかく奴の承諾に、走り出した。 ******************************
今日こそ言おうとか告白日和だとか……
買い物籠を持って、俺は一歩後ろを歩く。 「ね、ゆうきちゃん」 背中に落ちた髪が凄くキュートだったのに、首筋が覗く刹那だけ背筋が痺れたような、感覚が押し寄せる。 「ん?」
ふりむいた瞬間をねらえばいいだけ。
――いつも女相手にはやってることだろ?
別の自分がどこかで笑う。 ――これでうちおとされたらきっとつまんないんだろうな。
余裕なわけ? 「……きっていえよ?」
すきっていえよ 「どうしたの?」
彼女にはこんな声じゃ届かない。
本気がばれたら? どれも駄目だ。 【 仁を見てる優紀ちゃんが……俺は……。 】
こんな馬鹿な考えは大人じゃなきゃ浮かばない。 「……んでもねー……」 「キヨ君?」 「なんでもねーよ……」
声を荒げてしまった。 「……ってあっくんの真似。上手いデショ?」
もっと大人なアイツがいるから、俺は笑えないんだよ。
牽制されたのは結局どっち? E N D ******************************
ぜってーいつか書き直す。 ぶー きにいらない ■ BACK ■ |