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File:04 〜 SIDE Kunimitsu Teduka 「それで?何が聞きたい」 跡部はぶっきらぼうに言った。 「久しぶりだな、手塚よ」 やむを得ない調子で跡部が続ける。 「……『命令ナンバー315。絶対条件AF』とは何だ?」 何とか搾り出した質問はこれだけだった。 (特に今の跡部には……。) 聞いてはいけない、そんな気がした。 「ああ。絶対服従。上官のサインだ」 「……そうか」 あれから成長したうえ、こんな環境にいるとあっても、跡部には暗い雰囲気がなかった。千石の持つ影のようなものも感じられない。 「取りあえず、千石から大体は聞いたのだが……ここは何の組織なんだ?」 基本的なところだけ。 「わかんねーよ……」 跡部の答えは明白すぎるほど明白だった。 * * * * * 「不安になるだろうが、俺にはそうとしかいえねー」 「……そう、か」 「でなければ俺の家が黙っちゃいねーからな」 「ただ、上層部のメンバーを知らないことはない」 直接的なコメントもなく「NO」を示していた。 「教えてはくれないか?」 「知っても仕方ない。それに……そんなに表情に出るんじゃ言えねーな」 「表情に……?」 出ているといえるのだろうか。 「訓練されてる」 簡潔に理由を述べた。 「お前も受けることになるぜ?……直属の上官が誰になるかしらねーが、俺は運がねぇ」 (誰だ?というんだ?) 首を傾げれば跡部は続けた。 「……アレで千石の方が上なんだからな」 「それが何より認めたくねー」 (仕方がない……ここは少しでも事情を話しておくか) 「詳しいことは俺も知らねーが。まあいい。まずは聞かせてもらおう」 「……最初は不二の電話だった」 全てを話す。 (だが同時に味方になるかどうかは……) 分かっている。 (千石次第、か) 「アイツは話の分からないやつじゃねー。俺は『ラッキー』だ」 そういう跡部に対して、楽観できない自分がいる。 「千石が教官になるかもしれねーが、甘くはない。それに、ソイツは伏せておいた方が無難だな」 TO BE CONTINUED =ちょっと前のこと |
そのまま勝手にやらかします。